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バレエスタジオ施工

 施工概要 

地域   千葉県八千代市

工期   19日間

費用   3,397,000円  

施工内容  

・S造3階部分をバレエスタジオに改装

・防振床&遮音壁

 

 

 お客様との出会い・ご依頼内容           
 
「以前から気に入っている物件があって、そこで教室を開きたいんですが
バレエスタジオ仕様に内装をお願いできますか?」
 
とても丁寧な言葉使う、穏やかな男性の声で電話をいただきました。
それが現役バレエダンサーの西岡正弘先生でした。
スタジオのレッスンは奥様のあゆみ先生が指導されるそうです。
 
物件は八千代台駅から徒歩5分、近くに小学校もあり確かに良い立地です。
FAXしていただいた図面をもとに概算見積もりを送りました。
 
「一度現地で防振床のテストをしていただけませんか?」
「もちろんです、その方が私達も安心ですから」
物件はRC3階建てビルの3階部分です。鉄骨造よりも防振的に有利とはいえ、実際にその場に立ってみないと建物のポテンシャルはわかりません。年末の仕事納めとして防振床のテストに伺いまいした。
 
 
 施工前                              
 
より良い防振床にするために

防振床テスト防音性能のある置床を並べただけでは、コンクリート造でも振動を抑える事は出来ません。試しにむき出しの床の上でジャンプすると下の階に「ズーン、ズーン」と振動が響き渡ります。それは高輪のバレエワークスRさんの時と同じでした。

実は西岡先生は最初に相談していた工事店があり、そこが提案してきたのが防音性能のある置床仕様。建築工事に詳しいビルオーナーは「この仕様では到底許可できない」と却下されたそうです。

ただこちらのオーナーはNGを出すだけではなく納得のいく施工方法も模索してくれていて「WEBでみつけたんだが、エーゼン大塚建設という会社が良さそうだから一度相談するといい」

そう正宏先生にアドバイスしてくれたのだそうです。

そうして実現した防振床のテストでは、レッスンの振動床に伝えない為に鉄骨で橋を渡した実物模型を作りました。ジャンプする方法にも、ビルオーナーはこだわって、模型に3人が乗り同時にジャンプをするテストをいろいろなパターンで繰り返しました。

防振床の効果は確かにあるのですが、下階で全く振動を感じないかと言うと、そうでもありません。「建物の限界かな?」と私も諦めていたところ、「事務所で貸し出すつもりだったタイルカーペットがある。それを使ってみよう」とビルオーナーから意外な提案があり、鉄骨の下に2枚重ねでタイルカーペットを敷きました。それがうまいこと振動を吸収してくれて階下での振動がほとんど感じられなくなりました。

 

関係者がそろった防振テストで、準備していた以上の防振床が出来上がり皆が満足できました。

これで安心して物件の賃貸契約を進めてもらえます。

 
 
 施工中                                 
 
せっかくの高い天井はそのままに
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屋上の真下にあるスタジオなので、空調の効率を考えると「天井を作った方がいいんじゃないか?」と言うのがビルオーナーの考えでした。実際、賃貸事務所として貸し出す予定だったのでビルオーナーの手配で天井を貼る準備も出来ていました。そこを正宏先生とあゆみ先生が辛抱強く交渉して天井を貼らない現状渡しで賃貸契約をしてもらいました。天井を作った状態で渡されると、その天井を解体する余計な費用が発生していたので良かったです。
 
 
床の下地材料搬入
 
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現地の足元がいいうちに天井の塗装を済ませました。
 
防振床の要になる鉄骨は1本32キロ。エレベーターのない3階に階段を使って人力で運び上げました。こうした下地材料をどうやって荷上げしようか?或いはどのくらいのサイズまでなら荷上げできるか?そうした仮設計画の見極めがバレエスタジオ施工には欠かせません。
 
 
防振防音床の施工
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実物模型のテストでOKが出た仕様で床を作っていきます。建物のポテンシャルによってどんな仕様になるかはまちまちなので、スタジオの施工に慣れている職人さんでも時間が掛かります。パーチクルボードを支える支持脚に合わせて微調整しながら鉄骨を少しずつ並べていきます。実験では採用しなかったロックウールも使用しています。このロックウールは吸音の効果があります。
 
 
共用階段のところに防音壁を設置
遮音壁IMG_1837.JPG
今は下の階が空室ですが、将来学習塾が入ることを想定して階段室の壁は防音壁仕様にしました。
 
音の通過を防ぐには壁の重量を重くすることが効果的です。木造のアパートよりもコンクリートのマンションの方が遮音性能が高い理由がそこにあります。でも音は不思議なもので優秀な防音壁の壁厚を厚くしても防音効果は思ったよりも上がりません。むしろ優秀な防音壁を2重に立てて空気層を取った方が音が小さくなります。マンションで2重窓にするのと同じです。その時空気が流れる隙間があっては台無しなのでそれぞれの壁でボードの継目や壁との取り合いにしっかり遮音コーキングを充填して空気の流れをシャットアウトします。ちなみに写真で使っているダイケンの遮音マットはロックウールに似ていますが断熱効果はありません。
 
 
楽しい壁紙選び
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共用廊下側に貼る輸入壁紙はカタログから選びましたが、スタジオ側に貼る国産クロスは現物サンプルを取り寄せ、壁に貼り付けて検討しました。実物を貼ってみると窓から差し込む光の加減で印象が随分違って見えます。カタログ本では上品に思えた柄が全然見えなかったり、逆に派手だと思った柄が素敵に見えたり、やはり色柄は現地で決めるのに限ります。
 
 
いよいよ鏡とバレエシート
バレエスタジオ鏡IMG_1852.JPG
今回は鏡を先に貼ってから、最後に床のバレエシートを貼りました。その理由は工程短縮です。鏡の取り付けはただ貼るだけではありません。1ミリもないパッキンを調整して鏡のジョイントを真っ直ぐにすることから始まり、最後は鏡を押したり引っ張ったりして歪みを取ります。これが映像調整です。鏡の汚れはボンドが完全に乾くまで掃除することが出来ません。鏡を付けた後、3日間は触れません、その期間を有効利用するために先に鏡を貼り、その後床のバレエシートを貼りました。
 
今回使用したのは舞台用のシートのTFリュームです。コストパフォーマンスが高い上に色が選べるのが魅力です。
 
 
 
 施工後                                 
 
天井の高い、広々したバレエスタジオ
バレエスタジオ施工輸入壁紙
遮音壁に取り付けた防音合わせガラスの窓は、階段を上がってくる人から丁度いい目線でレッスンの様子が見られます。扉の向こうは受付と待合スペースになっているので、お母さん達はそこからお子さん達のレッスンをゆっくり見守れます。
 
天井の高い広々とした明るいバレエスタジオが出来ました。
 
 
 担当より                            
 
バレスタジオ施工P1012983.JPG
 
正宏先生・あゆみ先生ご夫妻は本当に素敵なカップルで打合せの時から終始楽しくお付き合いさせていただきました。
 
物件のあるの八千代台は私が通っていた大学の近くですし、一方であゆみ先生は門前仲町の教室に通われています、お子様も江東区内の会社にお勤めだそうで親近感がわきました。永代ショールームで打ち合わせもあゆみ先生のレッスンの日にちに合わせてお越しいただきました。
 
工事の後半、支給品のロールスクリーンを取り付けたり、先生たちが準備されたカッティング文字をどうやって窓に貼るのかをアドバイスさせていただいたのも学生時代の文化祭を思い出して楽しいひと時でした。
 
 
そんな楽しい工事でしたが、実はとんでもないハプニングもあったんです。
まさかの防振床再検査です!
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「この床では承認できません」と突然ビルオーナーからメールが届きました。3日後にはバレエシートを貼って完成と言う工事終盤でしたので正宏先生も私も大慌て。一体どういう事でしょうか?
 
どうやらビルオーナーさんが休日に現地を視察されて下階への音を確認されたようです。でもその飛び跳ね方はバレエのレッスンではありえない飛び方でした。確かにスタジオをぐるぐるジョギングするような踵からの着地音は少し聞こえてきます。そういう事なら教室での指導で回避できますし、いざとなったら更なる防振性能レベルアップの施工方法があるのでオーナーも理解してくれるだろう!
 
そんな気持ちで正宏先生・あゆみ先生そして私とマサコさんで再検査に挑みました。
 
結果は上々。ビルオーナーさんもニシオカ・バレエ・スタジオのオペレーションを信じてOKしてくださいました。私も写真のようにかなり頑張ってジャンプしているでしょう(笑)
 
 
そして無事お引渡し
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防振床の再検査のあとは、私達はワクワクしながら残りの工事を丁寧に仕上げていきました。
 
適度な弾力でひざに負担のかからない床でジャンプしながら正宏先生は「本当、この床いい感じだよ~」を連呼されていました。この床、素人の私でさえいつも以上に高くそして気持ちよくジャンプできるんです。お客様から良い評価をいただくのは本当にうれしいことですね。
 
お引渡し後、そのスタジオでのレッスンを見学させていただきました。丁度正宏先生の講演まえで、パートナーの方と本番さながらの練習を間近で見させていただきました。さすがプロですねぇ、普段はとても控えめな正宏先生なのに踊り始めるとひと回り体が大きく見えて、手足の先がピンと伸びて神経が行きわたっている立ち姿に感動しました。
 
私もあんな姿勢が保てたらいいなぁ…
とてもバレエは無理ですけれど(笑)
 
続くジュニアのクラスでは、可愛らしい生徒さん達が足のポジションを教わったり、一生懸命ジュッテやプリエを練習したり見ていてついつい我が子のように応援したくなりました。あゆみ先生の優しくでもピリッと厳しいレッスンも良かったです。うちの娘が小さい時に出会っていればなぁ・・・と男親の妄想にちょっぴりひたりました。
 
本当にエーゼン大塚建設にお声掛けいただいてありがとうございました。
これからのニシオカ・バレエ・スタジオさんのご活躍を応援しております!
 
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【ニシオカ・バレエ・スタジオさんからのご感想】
 
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エーゼン大塚建設さんに相談する前、クラッシックバレエ専用の床を作るために、専門的な工事に詳しく低予算で受けていただける業者さん選びで悩んでいました。そんな時にビルの持ち主の勧めからエーゼンさんのホームページを拝見したんです。
そしてホームページを見て、大塚さんの熱意を感じてすぐに電話しました。
物件の契約前に床の防音・防振実験をしたいという私達の希望を快く引き受けていただいた事が決め手となり工事を依頼することにしました。また見積もりが良心的なもので、何でも相談できる気がしました。
 
工事が終わって、何ひとつ不自由さはありません。皆さんにスタジオを見て気に入っていただいております。夢を膨らませられる空間設計に感謝しております。

 

ニシオカ・バレエ・スタジオ

 
 
ニシオカ・バレエ・スタジオ さんのHPこちらから
ニシオカ.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「八千代台のバレエスタジオ ニシオカ・バレエ・スタジオ」の動画です

 

 
関連ブログ
 
バレエ問合せ.jpg
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メープルフローリング

 施工概要 

地域   東京都港区

工期   48日間

 

 

 

 

費用   12,320,000円  

施工内容  

・購入した中古マンションをスケルトンリフォーム

・自然素材&輸入壁紙

 

 

 お客様との出会い・ご依頼内容           
 
連休中にショールームを拝見したいと思いましたが、土日祝日はお休みですか?
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E様との出会いは、この1通のメールがきっかけでした。
残念ながら連休中に応対することは出来ず、
「よろしければ改めてご連絡ください、いつでも歓迎いたします」と返信すると
「連休明けにショールームを拝見したいと思っています。もし、お時間がありましたらお話を伺えればと思っております」と丁寧な返事をいただきました。
 
そのメールの中でE様は驚くほど情報開示をしてくれています。
・中古マンションを購入し、6月に引渡し予定であること。
・全体のリノベーションを考えている事
・無垢の床。珪藻土の壁の事を知り、調べているうちにアトピッコハウスのHPに行き当たり、そこからエーゼン大塚建設を知った事
 
メールの文面から、とても知的な方であるのが伝わってきます。
私達は、E様にお会いする前から、「どんな方なのだろう?」と、とても興味をひかれました。
 
 
 
 施工前                              
 
現地調査は1回だけ、見込み発射のスケルトンリフォーム

CIMG5255-horz.jpg知的で行動力のあるE様ですが、どうにもならなかったのが現地調査です。物件引渡し直前まで元の住人さんがお住まいの為、現地調査できたのはリフォーム工事契約前に1度だけでした。

幸い管理人室で建築図面をいただく事が出来たので、それをもとにプランを立て見積もりをしました。

図面を見ると、コンクリートスラブの上が10㎝嵩上げされた2重床になっていました。この床を撤去すれば新しく設備配管も転がせますし、防音の2重床(置床)を作って無垢フローリングを張る事も出来ます。それが計画時点での私の目論みでした。

限られた情報の中ではありましたが、私達の提案に対し、意思決定の速いE様のスピード感がピタッとはまり、連休明けに初めての打合せをしてから、20日後には工事契約、そしてひと月後の6月23日には解体工事スタートという速いテンポで工事が始まりました。

 

 
 施工中                              
 
想定と違った! スケルトンリフォームは難しい
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解体を初めて間もなく、私の計画は見事に裏切られました。
 
洗面脱衣室と廊下の間仕切りは木製か軽鉄製の一般間仕切りだろうと考えていたのですが、なぜか丁寧にブロックが積んでありました。壊す作業も一苦労だし、解体材の処分費が掛かります。
 
さらに、床下地の見当も大外れ。置床だと思っていたのですが、コンクリートスラブの上にわざわざシンダーコンクリート(軽量コンクリート)を10㎝も打ち増しして床下地が出来ていました。シンダーコンクリートの重量分躯体に負担が掛かる上、コストも掛かっただろうに何故新築の時にこの下地を選んだのでしょう?私にはさっぱりわかりません。
 
そして、そのシンダーの中を配管してあるトイレの排水配管もこれまた何故か鉛管でした。お風呂とキッチンはビニール管なのに何故~?鉛管となると、うかつにシンダーコンクリートを斫れません。鉛管が傷ついてしまったら下の階に漏水してしまいます。
 
このマンションの作りは、完全に私の想定を超えていました。
 
 
かといって始めた以上は予算内でキチンと対応したい
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20センチ移動する予定だった便器は、プラン上移動しない訳にはいきません。そこでE様の許可をもらって便器の後ろにライニングを入れた上、壁排水タイプにすることで対応しました。これなら既存の鉛管を傷付けることなく便器を移動・設置出来ます。
 
設備配管を全て新しいものに取り換える予定も、転がし配管で見込んでいたプランが使えなくなりました。そこでコンクリートの梁にもともと開いていた配管スリーブの穴を利用することにしました。配管を床下に転がすのではなく、すべて天井裏に流す方法です。
 
これを実現するために、設備配管・ガス配管に加えエアコン配管もバランスよくこの配管スリーブを利用することにしました。普通ならエアコン屋さんが登場するのは工事の後半なのですが、今回は特別に前半から参加してもらいました。
 
 
 
今は使っていない古い設備を撤去
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設備配管を天井裏に流す事で、なんとか使わなくなった古い設備を撤去することが出来ました。
 
もともとの間取りで無駄にスペースを占領していた設備が、ベランダに飛び出ている大きな4つのゲートバルブと、廊下の貯湯タンクでした。これらを撤去することでべランダは広くなり、廊下の貯湯タンク置き場は洗濯機置き場になりました。地価の高い都心で、お部屋のベットスースの有効利用は欠かせないリフォームポイントです。
 
ちなみに貯湯タンクを外した後の縦穴(煙突)ですが、下の階の排気ガスが部屋に流れてきてしまいます。大工の親方が一酸化炭素中毒で倒れては一大事ですのでブロックを積んで早々に密閉しました。
 
 
防音2重床が使えない!
防振マットIMG_5671.JPG
メープルの無垢フローリングを採用するに当たり、当初考えていたのは遮音の乾式2重床でした。万協フロアーです。ところがシンダーコンクリートの床があるために遮音2重床を組むことが出来ません。知らん顔をして無垢フローリングを貼ってしまう訳には行きません。
 
そこで他の防音建材を探しました。色んな防音マットがあるのですが、当社の希望に合ったのが前田木材のマンション用防音マット「MT0003」、防音素材と合板同等のMDF材がセットになっている防音マットです。単価は高いのですが、普通の防音マットを敷いたあと、もう一度合板を捨て貼りする必要がないので、大工の手間や作業性を考慮すると十分ペイ出来ました。
 
 
こだわりの内装仕上げ材
IMG_5568.JPGIMG_5561.JPGIMG_5748.JPG珪藻土塗り壁はいから小町
当初からの希望は珪藻土の塗り壁と無垢のフローリングでした。これにアクセントで輸入壁紙を使い、玄関の床には大判の輸入タイルを採用しました。
 
 
柔軟な発想でカスタマイズ
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隣地の緑が素敵な借景のベランダに立ちながらE様がおっしゃいました。
 
「リビングのメープルをそのまま貼り延ばせないかしら?」
「えっ、それは技術的には出来ますけど、雨が掛かる屋外ですから、反りが出たり、ジョイントが黒ずんで汚れてくるかもしれません。それを承知でやってみますか!」
 
という事で、ベランダにメープルの無垢フローリングを貼り延ばしました。我々プロには到底思いつかない発想です。雨で伸びたり反ったりすることを想定して、リビングよりも少し遊びを持たせてフローリングを貼りました。それでもドレイン周りの常に雨が掛かる場所では突き上げが出てしまいました。その部分だけはさらに遊びを持たせて貼り直しました。他では味わえないいい経験が出来ました。
 
 
キッチンと同色のシステム収納の引き出しも手を加えてカスタマイズしました。閉めた時の扉の高さは十分あるのに引き出してみると中のトレーは思ったより低く満足できません。お皿を重ねておくと、開け閉めの時に崩れてしまいそうで不安です。E様の要望で集成材を使って側板を嵩上げしました。
 
 
 
 
 施工後                                 
 
元気に迎えてくれる玄関
輸入壁紙P1012420.JPG
 
 
 
壁の輸入壁紙はイギリス王室御用達の「Cole & Son」上へ上へと伸びていくエネルギーあふれる花柄を選び、玄関全体をシックなカラーでまとめています。
 
床はイタリア、TANGO社の輸入タイル。凹凸のある花柄はどの面も隣のタイルと柄が合うのでビックリしました。
 
 
壁を取り払った広々サニタリー
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将来の使いやすさの為、サニタリーのドアは引き戸。特にユニットバスは車いすでも入りやすい2枚スライドドアにしてあります。
 
 
 
プライバシーを確保しつつ、風邪通しのいい寝室
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珪藻土塗り壁「はいから小町」を塗った壁に、ベッドのヘッドボード越しに輸入壁紙をモールディングでアクセント貼りしています。
 
ランマ部分を光が抜けてくる袖壁は「柱を見せたくない」とこだわっていたE様。どれだけ丈夫に出来るか自信がなかったので30㎝だけ壁を折り返して造作しました。思ったよりしっかりした壁になって安心しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ワークスペースと一体のLDK
マンションリフォームP1012378.JPGP1012367.JPGマンションリノベーション
巾広のメープル無垢フローリング珪藻土塗り壁「はいから小町」のデザイン塗り
 
キッチンはクリナップのクリンレディ
 
 
 
緑を眺めながらバルコニーでランチ
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リビングからフラットに伸びたバルコニー。天気のいい日はここでランチを取るそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 担当より                            
 
ショールームめぐりでロイヤル気分
テシードサンワカンパニー
いつものように工程に合わせながら仕上げ材を決めて行ったのですが、現場が乃木坂なのでどのショールームへもタクシーや電車で行けます。現場作りつつある間仕切り壁を実際に見てもらって、全体のイメージを掴んでからE様とスタッフのマサコさんと3人でショールームに行きました。
 
輸入壁紙のテシードさんには各国のサンプル帳がホグワーツの図書室のように並んでいます。その中からスタッフの方がE様のイメージに合わせて次々に壁紙を引っ張り出して見せてくれます。その手際はまさに魔法のようです。玄関に選んだ壁紙ブランドの「Cole & Son」は英国御用達でバッキンガム宮殿やアメリカ・ホワイトハウスでも使われています。テシードさんではコンシェルジュのようにE様に寄り添ってアドバイスをしてくれて、同行している私達までいい気分にさせてくれました。
 
 
一方、輸入タイルを見に行ったサンワカンパニーさんはセルフで自由に見て回れるショールームです。玄関タイルを選ぶのに、棚からサンプルを引っ張り出して並べました。窓の明かりやダインライトの角度によって浮き上がってくる柄を比べる作業は楽しい時間でした。
 
 
 
珪藻土の塗り方も遊びながら決める
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珪藻土塗り壁の「はいから小町」をどんなパターンで塗ろうか?決める時の話です。
左官の茂木さんに色んな塗り方をプレゼンしてもらっていると、
「あんまり大波でない方がいいかしら?う~ん、もう少し流れるような感じで・・・あっ、今の感じがいいわ」
と、最後はご自分でコテを持ってパターン作りを楽しまれました。
 
出来上がったパターンはお部屋の中を吹き抜けていく風が形になったような素敵な模様になりました。
 
 
 
お披露目に呼んでいただいて
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お引越しの荷物が片付いた頃、現場にたずさわったチーム大塚のメンバーをお披露目会にご招待していただきました。
 
「みなさん、生活が始まった現場ってあまり見ないでしょう」
というご配慮です。とても嬉しいお誘いで、みんな大喜びでした。
引渡しのあとの現場にみんなで訪問できるなんて、貴重な経験をさせていただいてありがとうございます!
 
 
そんな、E様はお客様のアンケートに代わり、
雑誌の取材に応じてくれました。
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E様に当社に問い合わせをしてくれた理由を伺うと
「ホームページに自分たちの事をとてもオープンに書いているでしょう。過去の苦労話を読んで、あぁ、この人は安心して任せられるって思ったのよ。問合せ前にお願いすることを決めていたの。それに以前大手のリフォーム店で相談したことがあって、だいたいの費用は掴んでいたの。その時大手だと設計や現場の担当者と直接やり取りできない事が分って、じゃあ担当者と直接やり取りできる中小企業の方がいいなって」
 
確かに、E様も私どもに負けないオープンな方で、ご要望を言われる時はとてもストレートです。類は友を呼ぶという事でしょうか、おかげでとても打合せがしやすく、現場も楽しかったです。
 
現場の近くで似たような環境のマンションにお住まいだったE様から、お引渡しの直前にこんな感想をいただきました。
 
「今の部屋はジメジメ暑いのだけど、こっちの部屋はカラッとして気持ちいいわね、エアコンかけないで過ごせるわ!」
無垢フローリングと珪藻土の壁の効果でしょうか。メープルの床は本当に触り心地が良くて、養生を取ってからの打ち合わせでは、みんなが裸足になってペタンと座って話していました。
こんな風に二つの部屋の比較をする機会はめったにないので、私達にとっても嬉しいコメントでした。
 
これからも心地よい自然素材と、素敵な輸入壁紙に囲まれて、快適にお過ごしいただければ嬉しいです。
 
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「珪藻土塗り壁のパターン」の動画です
 
 
 
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関連ブログ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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雑貨店リフォーム

 施工概要 

地域   東京都渋谷区

工期   21日間

費用   2,506,000円  

施工内容  

・元事務所をスケルトンにして内装工事

・入口ドアの新設

(アンティーク建材は別途お客様手配

 

 お客様との出会い・ご依頼内容           
 
賃貸契約はこれからですが、お店の内装の相談できますか?
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そんなメールをいただきました。
オーナーのK様は当社スタッフのマサコさんの学生時代からの友人です。
 
当社のHPを見て「丁寧に仕事している様子が良くわかる」と思ったそうです。雑貨店開業の準備が整い始めて、物件の目星もついたタイミングでご連絡いただきました。
 
ただ、住宅のリフォームとは違い店舗の内装工事ですから、物件契約をしたら少しでも早くオープンしたいというのがK様の希望。最初のメールから7日目に当社で打合せ、17日目には物件契約にお邪魔して現地調査、26日目には工事契約。そんなスピード感あふれるものでした。
 
それを可能にしたのは、K様T様たちの意思決定が速かったという事。
 
一緒にお店を運営する友人のT様と、初めて永代ショールームにご来店いただいた時にはすでに、はっきりした内装材のイメージがあったくらいです。
 
 
「貼物や石油化学製品は使いたくありません、いくらメンテナンスが楽でも譲れません。
本物の木で、それが長年陽に当たって褪せてきたグレーの色合いが希望です」
と雑誌のスクラップを見せてくれました。
(写真はK様自筆のパース)
 
 
 施工前                              
 
アンティーク建材に一目ぼれ

アンティーク建材

無垢のフローリングメーカーは何社か取引がありますし、銘木や製材した材料なら新木場で手に入ります。ですが、日にさらされて経年劣化したような材木は商品としてストックしている先がありません。
 
店の前に敷くウッドデッキですらT様は、「保護材は塗らないでください。褪せていった色合いが良いんです」と言うこだわり。
 
そこで、私達は門前仲町にある「Gallup」さんをご紹介しました。古い建物から取り出したフローリングや古木、アンティークドアなどを取り扱う専門店です。
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おふたりはワイルドウィスキーという名のフローリングに一目ぼれ。アメリカのウィスキー工場に使われていた床材を解体の時に丁寧に取り出した逸品です。日本の港に陸揚げされてコンテナはプーンとウィスキーの香りがしたそうです。
 
古材なので釘を抜いたり、ワックスをかけたりする必要があります。私達も合流してサンプル材の仕上げに立ち会いました。ペーパーをあててBRIWAXを塗り込むとカサカサだった古木が、みずみずしいアンティークフローリングになっていくのを目の前でみて、4人でため息を漏らしました。
 
 
 
 
 施工中                                 
 
お店の入口を作る
無題.jpgIMG_0500.JPGのサムネイル画像IMG_0501.JPGIMG_0611.JPG
 
もともと不動産事務所だった物件は道路に面した入口がありません、目立たない脇に入口ドアがあるだけでした。これでは雑貨屋さんとしてお客さんが入りづらい。まず、嵌め殺しのガラスが入ったアルミサッシを撤去して入口ドアをこしらえました。
 
天井を高くするついでに、エアコンと換気扇を移動。これは簡単に出来たのですが、問題は分電盤。
解体が終わった現場をにらみつけながら頭をひねるのですが、いい方法が思いつきません。1次側からの配線が短くて移動は無理かな?と半分諦めていました。でも電気工の佐藤さんが現場に来ると、あっさり良いアイディアを教えてくれました。仕上の羽根板を取り外し出来るようにして中で配線の延長をするという方です。
 
こうして、商品を飾る羽目板の壁は一切の障害物がないすっきりした壁に出来ました。
 
 
 
アンティークフローリングが到着
 
アンティーク建材IMG_0549.JPGIMG_0635.JPGIMG_0650.JPG
釘を抜き、表面を磨いてBRIWAX仕上された、ワイルドウィスキーが届きました。古木独特の質感にいい感じのアメ色を見てK様T様、スタッフのマサコさんはワクワクドキドキ。私もテンションが上がって来ました。
 
フローリングとしての強度は期待できないので、まずは合板を捨て貼りして下地を整えます。その後フローリングを仮並べして、板目や色のばらつきを整えます。新品の無垢フローリングならそれで十分ですが、アンティーク建材では抜け節や板割れ、場合によっては実(さね)の凸凹がなくなっていたりするので選別には注意が必要です。
実際、作業に当たった大工の親方は、時に床材を削り直しながら貼っていってくれました。
 
 
 
こだわっていた羽目板の色をさがす
IMG_0773.JPGIMG_0872.JPGのサムネイル画像
長年陽に当たって褪せてきたグレー
それは牧場の使い古された柵がイメージにピッタリでした。でもあまりにワイルドすぎて、手に触れる壁に使うのはためらいました。商品やお客様の服に引っかかってしまっては大変です。
 
そこでGallupさんに提案してもらったのがソーイングブリッジボード、足場板で使われていた古木の両面をそぎ落とした板材です。厚みもバラバラでいい雰囲気。きれいな木肌を見せた表面は褪せたグレーになるように着色することにしました。
 
ベビー服を飾る壁ですから、塗料はもちろん自然塗料
そこで、オスモ&エーデルさんにお願いして現物の羽目板に試験塗装してもらいました。現地で左官壁のパターンサンプルと並べてイメージを絞り込みます。こうして、シルバーポプラとエキストラクリアーをブレンドしたオリジナルカラーが出来上がりました。
 
 
 
みんなでIKEA家具を組立て
写真 2014-12-01 14 46 10.jpg写真 2014-11-20 11 42 18.jpgIMG_0893.JPGIMG_0935.JPG
事務所のイメージが強いブロンズカラーのアルミサッシはシュペンハンザーのアイアン塗料を塗りました。床のワイルドウィスキーと相性バッチリのアンティークな建具にリメイク出来ます。ただ、この塗料はラッカー系溶剤を使うのでかなり臭います。お隣の雑貨「Clove」さんがお休みの日を狙って施工しました。
 
完成間近の打合せの時、テーブルやカウンターの段ボール模型を作りました。こうすると買い物に来たお客様の歩きやすさがわかりますし、接遇の動線も確認できます。K様T様はカウンターを模したプラダンを右に左に動かして、かなりレイアウトのイメージ作りに役だった感じです。
 
最後はおふたりが購入されたIKEA家具をみんなで組立て。
学園祭の準備をしているようで楽しい時間でした。
 
 
 
 
 施工後                                 
 
代々木公園を眺望する明るい店内
 
P1012636.JPGP1012628.JPGP1012627.JPGP1012629.JPG
 
アンティーク建材で統一された店内は、居心地のいい落ち着いた雰囲気になりました。店内で快適に雑貨選びが出来るようにと言うのがK様T様のご希望。そこで入口ドアはすきま風の入らないように4方にパッキンが付いた片開き戸を採用。ワイルドウィスキー床材にある節に靴のかかとを取られない様に、癖のある板はカウンターの下にまわし、のこ引き跡がそのままの羽目板は人の手が触れる部分は入念にペーパー掛けをして、他は羽目板の風合いを残しました。壁の塗装もT様はこだわりがあり、「朽ちている古さではお客様をがっかりさせてしまう、アンティークだけれどちゃんと手入れをしてきたような壁にしたい」とご希望されました。左官で上品なコテ跡をつけた下地をこしらえてから、EP(水性)塗装で仕上げています。
 
 
 
 
 担当より                            
 
実は不安を抱えながらの施工でした・・・
P1012644.JPG
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普段、工事の進捗に合わせてタイミングを計って色柄や納まりを決めていくのがエーゼン大塚建設の得意なパターンです。お客様に現場に来ていただいて、そこで打合せすれば、図面では見えなかったことがお客様にもイメージ出来て、満足のいく色柄決めが出来ます。
 
ただ、この現場はそうはいきませんでした。
 
初めてオープンする雑貨店「useful pot」の準備のためにK様T様はいつも時間に追われていました。商品の展示会や買い付けに行かれたり、オリジナル商品の製作打ち合わせに行かれたりで、そのわずかな合間を縫って現場に来てくださっていたんです。
 
ワイルドウイスキーの床や羽目板の色など、大きなところが決まっていたので、他の仕上がりは私達にお任せ状態。信頼して頂いてたとはいえ、什器と商品が納まったお店の完成イメージが分らなかったので、「お任せ」はとてもプレッシャーのかかる物でした。
 
施工しているといろいろ面白いアイディアが湧いてきます。例えば勝手口を見えなくする羽目板の隠し扉の上、ここを壁じゃなく棚にしたら素敵なんじゃないかな~とか。バックヤード扉の裏側を木目にペイントしたら楽しそう~とか・・・
 
そういう事を、携帯のショートメールに写真を添えてやり取りしながら進めました。
 
 
 
引渡し後も続く楽しみ
IMG_1743.JPGIMG_1741.JPG
 
引渡しが無事に済んだあと、夕方から始まった家具の組立てが忘れられません。
 
これからIKEAの家具5点が届くと言うのです。今日組み立てて明日には商品を並べるという事を聞いて、ちょっと不安になりました。
「おふたりで、組み立てられるんだろうか?」
 
そこで、急遽IKEA家具組立ての講習会となりました。
「このダボを右側の穴に入れて、隣の穴にはこのビスです・・・」そんな作業はまるで高校の文化祭の準備のようで楽しかったです。キャビネットの背板は全員でひとつのハンマーをまわしながら釘打ちしました。
 
そうしてオープンしたあとも、新たに増えたキャビネットに合わせて棚を造ったり、ウッドデッキにつまずく人がいたので段差の位置を変えてみたり、useful pot さんの成長に立ち会わせていただいています。
 
代々木公園隣のuseful pot さんは、沢山の人がワンちゃんの散歩通ります。
ウッドデッキが気持ちいいのか、ワンちゃんがわざわざデッキの上を歩いて行きます。学校帰りの子供も歌を歌いながらデッキを歩いていました(笑)
そんな風に、街の人から愛されるお店になっていく事を願っています!
 
 
【useful pot さんからのご感想】
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
店舗の理想のイメージをお伝えしたところ、床・壁の木材にギャラップさんを紹介していただき、塗料を決める時には立ち会ってくださいました。(大塚さん楽しそうでした)

解体した時点での打ち合わせでは、そのまま使えるところ、手を加えるところをわかりやすく説明いただき、コストを抑えながらより良い状態を作ることができました。

アルミサッシを格好良く見せる塗装や、入口ドア周りの木枠など、店舗の印象の大事な部分でステキなアイディアをいただいてとても気に入っています。店内のレイアウトを決める際には、その場にあった養生シートを家具の大きさにカットして並べてくださり、実寸でイメージ出来て助かりました。

そんな風に私達のちょっと困ったや、どうしように素早く対応してくださるのがエーゼン大塚さんの持ち味ですね。

開店後もフェイスブックの活用法を教えてくださったり、ずっと応援してくださっています!!

本当にありがとうございます
 
 
写真 2014-12-27 14 19 40.jpgIMG_1044.JPG写真 2014-12-27 14 20 16.jpgIMG_1582.JPG
usuful pot さんのフェイスブックページはこちらから
 
 
 
「代々木の雑貨屋ユースフルポットさんがオープン!」の動画です

 

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キッチンリフォーム

 施工概要 

地域   東京都江東区

工期   54日間

費用   8,930,000円  

施工内容  

・自宅マンションのリノベーション

・無垢フローリングと床暖

(キッチン・洗面化粧台は別途お客様手配

 

 お客様との出会い・ご依頼内容           
 
あの~、スケルトンリフォームやってらっしゃいますか?
写真 2.JPG
 
それが奥さまの第一声。
 
職場が近かったことで、当社の永代ショールームを以前からご存知だったという奥さまはフラっと来店されました。
ご自宅のマンションリフォームは以前から考えていて、あちこちのマンションモデルルームに行っては資料を集め研究されてきました。実は相談していたリフォーム会社からそのプランは構造的に作れませんと告げられ、困っていた所でエーゼン大塚建設の扉を叩いたのだそうです。
 
 
その希望は、廊下をつぶして部屋を広げたい。バスルームを大きくしたい。洗面脱衣室も広くしたい。
そしてトイレの位置を変えたいという内容でした。
 
一度はNGを出されたプランでも、スケルトンリフォームの実績のある会社なら何とかなるのでは?
と希望を持たれたようです。
 
 
 施工前                                 
 

高級感のある部屋にしたい

キッチン-horz-vert.jpg

「ホテルのような高級感のある住まい」をどう作るか、モデルルームを見学したり、住宅雑誌を集め研究されてきた奥さま。集めたアイテムは
ヘリンボーン貼りの無垢フローリング
洗面脱衣室とひとつながりのバスルーム
天然大理石貼りのシステムキッチンなど
 
会話のなかにも「東京バススタイル」「カガミ・デザインリフォーム」など一流所の名前がポンポン出て来ます。
 
問題はふたつありました。
 
ひとつは集めたアイテムの個性がバラバラで統一感がない事。これをどんなテイストでコーディネートするか?
 
もう一つは、トイレの場所を変える方法について。
これまでの経験からバリアフリーで廊下を作れる自信はありました。ただ、実際に解体してみないと洗面脱衣室への段差が10㎝で納まるのか、15㎝になってしまうのか予測が出来ません。
 
 
トイレの移動が可能と判断した点について、私どもが考える根拠をじっくりご説明したことろ、ご主人はかなり気に入ったようで、
「なるほどねぇ~
あとはエーゼン大塚建設さんに任せていいんじゃない?」
とコーディネートで悩んでいる奥様を後押してくれるほどでした。
 
結局、ユニットバスの仕様だけ決めて契約。
内装仕上げ材のコーディネートは後からじっくり決める事になりました。
 
 
 
 
 施工中                                 
 
そんな大きなPS(パイプシャフト)は必要なかった
 
CIMG4923.JPGスケルトンリフォーム
現地調査前に図面を見た時から怪しいとにらんでいたPS(パイプシャフト)
上階の部屋には水廻りがないのに、リビングの真ん中にずいぶん大きなPSがありました。その大きさは書き初めの長半紙ほど(30㎝×60㎝)、でも壊してみると中にあったのは配管がたったの1本だけでした。これなら予定通りリビングを広げることが出来ます。
 
解体が終わるとまず最初にお客様との現地打合せをします。壁の位置を緑のテープでマーキングして見ていただきます。キッチンやベッドの寸法に切ったプラダンを用意しておくと使い勝手を確認していただくのにとても便利。どのお客様も真剣になる場面で、1センチ単位で壁をすらしながら使いやすいベストなレイアウトを決定されます。廊下の幅とか広さ感を確かめたい時は、そこにいるみんなでプラダンを立てて、仮の壁を再現。そうやってお部屋のイメージを体感していただきした。
 
 
 
 
理想の住まいを作るために設備工の親方が知恵を絞ります
 
CIMG4997.JPGCIMG5031.JPG
マンションリノベーションで成功の鍵を握っているのは、知識と経験が豊富な腕のいい設備屋さん
床の段差を作らない様に、適切な排水勾配を確保しながら無駄のないレイアウトで配管していきます。
でもユニットバスを設置する時はまだ配管が出来ていません。親方はまだ見えない配管を頭の中のイメージして床の仕上がり高さをユニットバス職人に伝えます、親方以外には出来ない技です。
 
新築の時でさえ、配管は遊びを設けた「クリアランス」を見込んでおくものです。
それを中古のマンションでギリギリの寸法で納める親方はさすがです!
 
 
 
こだわった無垢フローリングと床暖
 
CIMG5027.JPGプリマヴェーラCIMG5042.JPG無垢フローリング
マンションリノベーションで無垢フローリングを使うのに欠かせないのが「万協システムフロア」
遮音等級LL-45を確保できるので、無垢フローリングを安心して採用できます。
 
そして電気フィルム式床暖房の「プリマヴェーラ」
大工さんと電気屋さんで施工できるのと、安心の30年保証が魅力の商品で、
表面温度も40度の低温式だから無垢フローリングも反ったり暴れたりしにくい設計です。
 
写真(左下)は、無垢フローリングを並べて節や色柄のばらつきを確認している状況。
奥様の好みで、色や節の気になる材料をはじきます。はじいた材料は大工の親方が工夫して家具の下に隠れるような場所に使いまわします。
フローリングを並べるとお部屋の色のイメージがつかめますので、引き続き寝室のカーペットのサンプルを窓際に並べて比べてもらいました。
 
 
 
 施工後                                 
 
リビングを俯瞰できる明るいキッチン
 
マンションリノベーション江東区マンションリノベーション
 
床暖房で暖かい広々としたリビング。そこに使われているフローリングは4メーカーから14種類のサンプルと取り寄せて吟味した逸品、自然塗料で有名なオスモ&エーデル社がドイツ本国で生産した、3層フローリングD40シリーズのウォルナットナチュラル。高級感あふれる145㎜の幅とワイルドな木目が特徴です。ただあまり大きすぎる節は奥様のお好みではないので、選別しながら貼りあげています。
 
そのリビングを俯瞰できる、対面の明るいキッチンも奥様のこだわりでした。そのためには、壁側にあったPSを無くすとかなり広々すっきりするはずです。お客様手配のアニーズキッチン社に協力要請しました。PS内の配管を壁の中に移設出来るようにキッチン収納部を加工してもらいました。アニーズキッチン担当者はかなり苦労されたようですが、「お客様のこだわりだからお願い!」と拝み倒して実現しました。
 
「キッチンは明るく!」とご希望でしたのでダウンライトも多めに付いています。拡張用に残した天井のシーリングですが、全く必要ありませんでした。ダウンライトだけで生活されています。
 
 
 
ひとつながりのバスルーム
 
P3271602.JPGP3271601.JPG浴室リフォームP3271610.JPG
 
いろいろ悩んだバスルームはLIXILのSOLEO(ソレオ
新柄の大理石パネルやダウンライト、プラズマクラスター搭載のミスト換気乾燥暖房機そして暖かいサーモバスと床のサーモタイルを選んで快適なバスライフをサポートするハイエンド仕様のユニットバスです。全面ガラスのお洒落な仕様も外せないこだわりでした。トイレのガラス引き戸を解放すると、パウダールームからバスルームまでシームレスで一体化した空間が広がります。
 
便器のLIXIL/サティスは万が一の水圧低下に備えてブースター付きを採用しています。
 
 
 
マンションなのにどの部屋にも光が届くように
P3271593.JPGP3271592.JPG
全ての建具は構造的に可能な限り大きく、ミストガラスで自然の明かりを隅々まで行きわたらせることもこだわりのひとつでした。玄関大理石への光の反射が綺麗に写り込むように、タイル工の親方には特に精度よく仕上げてもらいました。
 
 
 
洗濯機置き場の仕掛け
 
P3271622.JPGP3271604.JPG
洗面化粧台もお客様手配のアニーズキッチンの商品。
決定図面を見るとあまりに大きな収納で洗濯機のすぐ上にかぶってきます。それがわかった時点では変更が効かなかったので、給水の場所を工夫。洗濯機の上や横に水栓を取り付けられないので、壁の裏側のウォークインクローゼット内に水栓を取り付けました。将来の洗濯機買い替えのメンテナンスを考慮して、足元に点検口を設置、これで入れ替えの時もしっかり排水ホースをつなぐことが出来ます。
 
 
 
余ったフローリングをサイドボードにリメイク
 
IMG_5064.JPGIMG_5065.JPG
 
これは奥様が着工当時からの希望です、
「ベッド脇に照明器具が付けられるサイドボードが欲しい。余ったフローリングを上手く使ってもらえばいいので・・・」というものでした。これはきっとカガミデザインリフォームさんの得意なリメイク術にあこがれていたんでしょうね。
 
 
 
 
 担当より                            
 
「後からもっと希望にピッタリの商品が見つかったらガッカリ、
後悔しない様に、沢山の中から選びたいの」
IMG_4925.JPG
 
普段カタログから仕上げ材を選んでいる私にはとても重い言葉でした。
カットサンプルを取り寄せて確認してもらいながら、「実物は多少色柄が違いますのでご理解ください」というのが普通だったからです。
 
サンプルと、実際に貼りあがった床とではどのくらい印象が違うのか?
 
それに対して自信を持って答えることは出来ません。
 
 
「ならば、現物テストをすればいい!」
無塗装のサンプルに、オスモとリボスの塗料を塗って材料による発色の違いがわかるサンプルを作りました。その結果、お客様が気に入ったカタログの写真のような重厚なアンバー色にするにはカラー塗装が必要なことがわかりました。ただ、木目や節をバランスよく配置して床貼りした後、着色&クリアー塗装を現場で施工・・・これはかなり大変そうだなぁと心配でした。
 
 
そんな時、お客様の希望にピッタリの商品と出会ったんです。
本当に、「後からもっと希望にピッタリ・・・」の物が見つかるんですね!
 
オスモフローリング
 
「自然塗装のフローリングはシミが付きやすい」というのが無垢フローリングでは常識だったのですが、自然塗装をUV照射で硬く強くした無垢フローリングをオスモ&エーデル社が作っていました。木の呼吸を妨げずに、水をはじく技術はドイツ工場でしか作れないそうです。
 
日頃のお手入れも楽な方がいいと思っていたお客様は大満足!
こうしてようやく無垢フローリングが決定しました。
 
 
私たちにとっては手慣れた業務でも
お客様にとっては一生のお買いもの
しっかり選んで提案したいと改めて実感しました!
 
 
忘れられないキッチン選びも二転三転しました。
天然御影石を使ったセミオーダーキッチンから始まり、お洒落で高級感あるということからTOYO KITCHEN、細かい要望に応えて造作してくれるオーダーキッチンのCUCINAと沢山提案させていただきました。最後は、お客様がご自身で見つけたアニーズキッチンになりましたけど(笑)
 
商品ご提案の大変さはありましたが、
フローリングもユニットバスもキッチンも満足のいくものが揃えられてよかったです!
 
リノベーションで生まれ変わったご自宅で、快適に暮らしていただけたら嬉しいです!
 
 
住まいの設備を選ぶ本 2014秋号に掲載されました
IMG_1611-horz.jpg
 
 
 
「無垢フローリング 自然塗装の発色を比べる」の動画です

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住宅リフォーム

 施工概要 

地域   東京都江戸川区

工期   26日間

費用   4,820,000円  

施工内容  

・快適な家事をするためのキッチンリフォームとエクステリアリフォーム
・珪藻土を使った自然素材リフォーム(DIY)

 

 お客様との出会い・ご依頼内容           
 
ずっと住んでいなかった実家を、
住みやすくリフォームして引っ越ししたいんです
CIMG5236.JPG
戸建ての実家をリフォームしたいというお電話を奥さまから頂きました。私どものOB客様がお友達で、その墨田区のスケルトンリフォームした物件をとても気に入ってくれたそうです。
 
4人家族で住むにあたって、家事が楽で快適に生活できる家にしたい。そのために明るく使いやすいキッチンに取替え、お風呂も追い炊きが出来る給湯器にして、洗濯物を安心して干せるテラス屋根とリビングからお庭に続くウッドデッキが欲しい。
 
そんな具体的なイメージをお持ちでした。ただひとつ私達にとって問題だったのが、物件の元施工である大手ハウスメーカーのM社にも見積もりを依頼してあると告げられたことです。エーゼン大塚建設では合い見積もりは受けていないのですが、OB客様からのご紹介である事と、同じ日に両社を呼んで現地説明するコンペ形式だったのでお受けしました。
 
 
 
 
 施工前                                 
 

活かせるものは活かして、良い提案をして欲しい

CIMG5218.JPGCIMG5214.JPG

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「外壁は5年前にメンテナンス済なので今回は手を入れない。
ただ、不具合があれば直すし、プロとしてアドバイスがあればどんどん提案してほしい」
A4ノートに細かく書かれたリフォーム項目を読み合わせてあと、ご主人はそう締めくくられました。
 
家の中は、ご両親の家具や荷物が沢山残っていて
これからご夫婦が休日返上で少しづつ方付けていくそうです。
 
「工程を組むのに、荷物の移動のタイミングを盛り込んでおく必要があるな」
 
そう感じて、工種ごとに進めるのではなく、部屋ごとにリフォームしていく工程を考えました。
もちろん普通より手間のかかる工程は金額もUPします。
にも関わらず、M社ではなく当社に決めていただいて驚きました。
 
その理由を尋ねると
「M社の見積内容は私達の希望が反映されていなかった」のだそうです。
 
 
 施工中                                 
 
壊すのではなく、現状を活かして手を加える作業
 
IMG_5550.JPGIMG_5569.JPGIMG_5705.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大きく壊さずに、コンパクトに直す。
リフォーム費用は無駄なく、コストパフォーマンスが高い使い方をする。
 
そういうご希望でしたので、私も着工してからいろいろ知恵を絞りました。
 
キッチンでひと回り大きくなった食器棚。
将来のメンテナンス用に引戸の中方立ては取り外しできるようにしたり。
 
使い勝手の悪いかった開き戸の吊元を入れ替えたり
 
車庫入れに邪魔な花壇は、撤去復旧した場所が違和感なくするためにモルタルカービングで仕上げるなど
出来るだけ余計な下地工事が発生しないように工夫しました。
 
 
 
 
工事中の打ち合わせはメールと置手紙
 
エコカラットエコカラット案.jpg
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・エコカラットのデザイン貼りはABC案どれにしましょうか?
 
・ここにもコンセントを追加してください
 
・週末に棚の位置を打合せしましょう
 
共働きのN様との連絡はもっぱらメールでした。
仕事帰りには頻繁にお立ち寄りいただいたようで、玄関やリビングに置手紙が置いてありました。
メールと手紙のやり取りは思った以上にイメージを共有しやすく、
週に一度お会いする打ち合わせでは仕上げ材の色きめなどとてもスムーズに進みました。
 
エコカラットも玄関、ダイニング、リビングに貼るという方針だけ決めておき
選んだ2種類のエコカラットをどんなデザインで貼るかも
現地で立会いして決めていただきました。
 
 
 
壁がボロボロ、まさかの雨漏り発見!
 
IMG_5554.JPGのサムネイル画像IMG_5606.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
天井に化粧モールディングを付けていた大工の親方から連絡が入りました。
「なんか壁がグズグズだよ」
それはエライ事です、現地に向かい確認するとボードだけでなく、木枠や間柱まで腐食していました。
 
クロスを貼り変える予定だったので、思い切って天井にも点検穴を開けて漏水個所を発見。
ベランダの内樋から漏れているのが確認できました。
 
すぐさまメールでN様に状況の報告と、防水・補修の方針とコストを伝え了承をいただき
速やかに修理・補強が出来ました。
クロス屋さんがやってくる前日に間に合ったのは奇跡です。
 
 
 
 
 施工後                                 
 
N様夫婦のDIY、珪藻土塗り壁
 
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柱梁の養生が大変なふた部屋を、週末を使って塗っておられました
アトピッコハウス:珪藻土塗り壁『はいから小町』
 
 
 
明るくなったキッチン
 
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タカラスタンダード:『エーデル』
ホーローキッチンを選んだ決め手は、「傷が付きにくいのでガシガシ洗えるから」(奥さま談)
 
 
 
個性的なアクセントカラーとエコカラット
 
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玄関正面の朱壁には民芸家具の車箪笥が置かれるそうです。
前述のパース写真を見たN様のご希望で、エコカラットは隣の袖壁に貼りました
 
 
 
これからのガーデニングが楽しみなエクステリア
 
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リビングから繋がる5畳サイズの大きなウッドデッキ
YKKAP:『リウッドデッキ』
N様自作のサイクルポートを埋め込んだ土間は川が流れるイメージの洗い出し。
縁のレンガはN様のアイディアでもともとあったものをリサイクル使用。
モルタルカービングでコンパクトに仕上げた花壇は、あえて着色はせず、経年変化を楽しむのだそうです。
 
 
 
2階の納戸はご主人念願の趣味の部屋にリメイク
 
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窓が無い納戸なので、機材やギターが傷まないように換気扇を付け
コンセントも別系統で増やしてあります。
始めから収納のイメージが出来ていた方なので
すっきり納まっています。
 
実はこのほかにもギター置き場の収納や、1階にウォークインの納戸があるので趣味の物の置き場所には困りません。
 
 
 
お引渡しのあとの追加工事でカーポートをリメイク
 
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「この柱がじゃまだなぁ~」
新車を車庫入れして初めて気が付いたという入れにくさ。
カーポートごと取り換える案もありましたが、どのタイプもやはり柱が邪魔になりそうです。
考えた末、アルミの片持ち柱をウェスタンレッドシダーの柱梁に交換・補強しました。
合わせて手前のバリカーとブロックを40センチ撤去したので安心して車庫入れが出来ます。
 
 
 
 
 
 
 担当より                            
 
「一番印象に残っているのはキッチン選びよ!」
とマサコさんは言います。
私達の想像が見事に外れたからです。
 
「お手入れが楽なキッチンいいわ」という希望から、私達が提案したのは個性の違うふたつのシステムキッチン。
 
特殊なコーティングがされていて、油をはじき水で流すだけでお手入れが出来るクリナップが本命だと思ってたら、奥様が選んだのはタカラスタンダードのエーデルでした。確かに傷が付きにくいので、金タワシも使えるという質実剛健な作りのキッチンは魅力ですが、お手入れが楽とは思えません。何故こちらを選ばれたんですか?と奥様に尋ねると

「私、ガシガシ洗うタイプなんです!」とにっこり。
 
「それに、特殊なコーティングの流しで他の人がうっかりタワシを使ったりしたらがっかりでしょ」
う~ん、なるほど!色んな考えがあるのですね、とても勉強になりました。
明るくきれいなキッチンスペースが出来て本当に良かったです。
 
 
 
家の雰囲気にピッタリ レトロなデザインのペンダント照明
 
P1012315.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
壁壊すような大きな間取りを変えることなく、
でも内部の補強にしっかり手を加え。生活しやすいようにテラス屋根やバルコニーを追加する。
ご両親の家を大事にしていこうというN様ご夫婦の思いに何かしてあげたいと思い。吹き抜けの階段部分にマサコさんが選んだペンダントライトをプレゼントさせていただきました。
 
この灯りに照らされる先にご主人の趣味の部屋があり
おふたりが娘さんのためにDIYで珪藻土を塗った部屋があるんですよね。
 
これからも、この家でご家族皆様が健康で快適に過ごしていかれることを願っております!
 
 
 
【N様からのご感想】
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
7月から約1か月の工事を終えて8月下旬に入居しました。新しく明るくなったキッチン、きれいに貼り替えられたクロス、納戸から変身させた主人の趣味の部屋、どれも満足しております。大塚さんやマサコさんをはじめ、職人さん方が強い信頼関係で結ばれているのが伝わってきました。この素晴らしいチーム力でイメージ通り仕上げていただき気持ちよく過ごすことが出来ています。まさかの雨漏りも発見していただき安心して暮らせます。本当にありがとうございました。
 

 

 
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