こんにちは!
自然素材・輸入壁紙を浸かった「住宅リフォームブログ」を運営している
東京都江東区のエーゼン大塚建設 代表の大塚健太郎です。
ホームページを見て問い合わせをするのは、結構ドキドキしますよね。
うっかり問合せをして、
しつこい営業を掛けられたりするのは嫌だから電話は気が引けるし
かといってメールだと、自分が聞きたいことを上手く表現できない、
というかなんて言えば(書けば)いいのかわからない・・・
そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
私もしつこくされるのは苦手なタイプなので、問い合わせはもっぱらメールです。
電話を掛けるのは
その商品が気になっていて購入する気満々の時ですね。
先日も建築雑誌で見かけた3Dパースソフトが気になり
「資料請求」のメールを入れたら、
10分後に営業の電話が掛かってきてびっくりしました。
メールで問い合わせしたのだから、返事もメールでして欲しいなぁ・・・
相手の環境に合わせるって大切だと思うんですけどね。
では、あなたが住宅リフォームの相談をしたい時、
最初はどんな風に切り出せばいいでしょう?
それはズバリ
「住宅リフォームを考えているのですが、話を聞いてもらえますか?」
それだけで十分です。
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ちょっとずるいアプローチですが、
あえて情報を与えないことで工務店の資質をうかがえます。
がつがつしている会社なら
「マンションですか?戸建てですか?」
「どんなリフォームがご希望ですか?」
「下見に伺いましょうか?」
「お子さんはいらっしゃいますか?家族構成は?」
と矢継ぎ早に質問してきて、
聞いてもいない自社の商品や技術をPRしてきます。
質問したいのはユーザーの方なのに、逆に質問されるとうんざりです。
「この会社は私の話を聞いてくれるのかな?」
そんな不安に駆られてしまいます。
ユーザーの話をしっかり聞いてくれる工務店なら、
基本的に聞かれた事に応えるだけ。
工務店から質問しても1回の応対でひとつの質問、
しかもわかりやすい物、ベビークエスチョンです。
そしてその話の流れで価値のある情報をひとつだけ添える。
それは施工事例の写真だったり、メーカーの商品ページのアドレスなどの
問合せをしたユーザーに喜ばれるコンテンツです。
Q 「住宅リフォームを考えているのですが、話を聞いてもらえますか?」
A 「お問合せありがとうございます。お電話・メールでしたらいつでもどうぞ。
ご来店で面談希望ならご予約をお取りください。
ちなみに工事の希望(お引っ越しの予定)はいつ頃でしょうか?」
これで1回目が終了です。
工務店からの質問はひとつだけ、
それもハードルの低いスケジュールに関する事だけです。
個人情報をずけずけ聞いて来ることもありません。
Q 「前回メールした〇〇です。
カーペット敷きのリビングに無垢のフローリングを貼りたいんです。
だいたいどの位費用が掛かりますか?」
A 「お部屋の図面か手書きのスケッチをメールしていただけますか?
それでだいたいの見積を出せます」
2回目のメールはちょっと具体的な希望が出て来ました。
工務店としては答え辛い工事費用の問い合わせですが
ユーザーは丁寧に積算した、数十ページの見積書が欲しい訳ではありません。
50万円で出来るのか?100万円掛かってしまうのか
大雑把な概算が分れば満足なんです。
概算見積を伝えたら、
それっきり連絡がなくなってしまうのを工務店は恐れています。
それでもさらっと金額を提示してくれる工務店て魅力ありませんか?
きっと、1件の問い合わせに必死にしがみつかなくてもいい余裕があるんでしょうね。
そうやって、少しずつメールを重ねることで信頼感も生まれてくるようになります。
工務店がじっくり話を聞いてくれて
価値ある情報を提供してくれていれば
ユーザーはその工務店のファンになって、
今更他社で見積もりを取るなんてことはなくなるでしょう。
私もそんな格好いい工務店を目指しています。
だから、本当は「もっと詳しい内容が聞きたい?!」と思っているんですが、
ぐっとこらえて1回のメールに1問だけのベビークエスチョンを実践しています。
スケジュールが分った後の2回目のメールでは
何を質問しようか、いつも悩んでいます。
気になっている無垢フローリングがあるのか聞いてみようか?
それとも、なんで無垢のフローリングに興味があるのか聞いてみようか?
小さなお子さんでもいるのかな?健康意識の高い人なのかな?
床暖を考えたりしているのかな?
メールでのやり取りは私にとって真剣勝負。
メールの向こうはどんな幸せ家族がいるんだろう・・・
そんな想像しながらのメール応対、
大変ではありますが結構気に入っています。
住宅リフォームをお考えの方はエーゼン大塚建設でご相談いただけます。
お近くの方は是非永代ショールームにお越しください。
