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生活しながらのリフォーム(前編)

こんにちは!大塚昌子です。

すっかりご無沙汰しております。

ブログを書きつつ、もしかして今年最初のブログ?

すみません!wobbly

毎年恒例の確定申告(税務署に提出)と建設業決算報告(都庁に提出)

を終えると、落ち着いてブログに向かえるのって

いつも3月頃だな・・・。coldsweats01

 

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少し前になるのですが、新健ハウジングの大菅さんに

久しぶりに取材して頂きました。

 

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取材のテーマは、『片付く家づくり』だったので

昨年の秋に、70歳代のご夫婦2人暮らしのご自宅を

居住しながらリフォーム工事させていただいた事例を中心に

いくつか、ご紹介させていただきました。

今日は、ブログでもご紹介いたしますね。confident

 

生活しながらのリフォーム、実際どんな感じだったのか?

高齢者のご夫婦にお話を頂いたのは、2年ほど前になります。

最初に伺った時は、漠然と

「古くさくてイヤなのよね。」と笑いながら奥様。

でも、お話を伺っていく中で「実際に困っていますか?」と聞くと

そうでもなさそう・・・think

そこから2年経ち、昨年の5月。

本格的に「やりたいです!」とお返事を頂きました。

新型コロナの影響も気になりましたが、

お二人の強い希望もあり、生活しながらのリフォーム工事が決まりました。

 

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最初に施主様に助けられたのは、5月に伺った際に、

施主様の方から「秋頃の工事を考えてます。」と言って頂けたことです。

「暑い夏の時期を過ぎて、過ごしやすい時期の方が仕事しやすいでしょう!」という

私達への配慮でもあり、実際にとても助かりました。happy02

工事期間中に、お二人とも疲弊してしまわないように、

工程にも余裕を持たせ、途中息抜きをしてもらえるように組みました。

 

お打ち合わせで伺った時に気になっていたのが『物量』です。

パッと見た目、作家さんが手がけた籐家具やアンバー系の木製家具、

染め物をお仕事にされていたそうで、テキスタイルを上手に使っては

古くなってきた室内を、それらがマッチするお部屋にされていました。

でもご本人が、片付けするのに雑然としてしまっていると認識されていて

少しずつ増えていく物量に、次第に追いつけなくなっていました。

段々と来客も減ってくるし「誰も見ないし!」と言い聞かせてきた結果

収納スペースばかりが増えて、開くとパンパンの状態になっていました。

 

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そこで、5月~9月下旬の工事着工日までの間に

お打ち合わせに伺った際には、「ここまで片付けをお願いします。」と

職人が作業させて頂くスペースの確保ができるように

お願いしました。

そしてキッチン、リビング、トイレ、洗面所の物量が

徐々に減っていきました。

 

この片付け期間中に、奥様が一番変えたがっていたキッチン、

そしてトイレ、洗面化粧台の仕様を確認するために

新型コロナ対策がされたメーカーのショールームにお誘いしました。

 

長年使い続けた結果、本当は使い勝手が悪いはずなのに

自分の体が設備機器の方に合わせてしまってる、

そんな感覚的なものって、なかなか自分では気付きにくいですよね。

奥様も、そうでした。

見られたくないという理由から、食器棚と大きな冷蔵庫でキッチンを隠し

ワークスペースが狭くても、「体が小さいから平気なの」と

特に不便さは感じていなかったのです。

狭くても、長年のうちに自分仕様にカスタマイズもされたキッチン。

最初は、古くなった部分を変える程度で良いと言われたので

設置位置も、キッチンの形状も今までと同じで進めていましたが、

せっかく「変えたい!」と思ってされるリフォーム工事です。

この機会に、『使いやすさ動きやすさ』を考えて提案しようと思いました。

 

メーカーのショールームでは、担当コーディネーターさんと一緒に

提案させて頂いた水回りの設備機器を実際に動かして頂き、

「使いこなせるぞ!」「大丈夫!」と自信を持って頂きました。

私から「今までと同じI型からL型に変えてみませんか?」と提案もしてみました。

「私も、L型に興味があります。置けるかしら?」と奥様。

事前にご自分で今のキッチンスペースを測って

自分なりに動きやすさを考えてみたそうです。

 

「このキッチンを置きたい!使いたい!」という

気持ちのスイッチが入った瞬間だったのだと思います。

工事直前に伺った時には、作業スペースの確保ができるほど

物量が減って、お部屋がスッキリとされていました。

 

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そして、9月下旬より生活しながらのリフォーム工事がスタートしました!(つづく)

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